こんばんは、hiroです。先日、自分の勤めている会社の派遣社員の方に熱中症みたいな症状が出たので、お昼前に帰ってもらいました。
この方は(Fさん)ブラジルの人で、家族をブラジルに残して単身日本へ働きに来ています。そのFさんが朝から調子が悪かったみたくて、時間が経つごとに具合が悪くなってきているようでした。
そしてあまりにも具合が悪そうで、立つのもやっとという感じだったので事務所へ連れて行き、少し休んだ後に帰ってもらいました。
翌日は当然欠勤しましたが、仕事は出来るという事で今日は出勤されていました。あれだけ体調が悪そうだったので大丈夫か聞いてみると、大丈夫だと言うので仕事をお願いする事にしましたが、Fさんの手を見てみるとずっと痙攣していました。
そんな状態だったので本当に大丈夫か聞いた所、片言の日本語で自分にある事を話し始めました。
その内容は彼の祖国ブラジルでは今コロナが大流行していて、あの体調を崩した日に2番目のお兄さんがコロナに感染して亡くなったそうです。そのショックで精神的なダメージを受けて体調を崩したとの事でした。
今世界中で大流行しているコロナですが、自分の中のどこかで【自分は大丈夫だろう】とか【自分には関係ない】みたいな所が少なからずありましたが、悲しみをこらえて一生懸命に自分に話しをしてくれた彼を見ていて、自分の考えの甘さ等に気付きました。そしてコロナは本当にあるんだという事を実感しました。
今現在、日本でもまたコロナの感染者が増えてきています。今回の件で、もう一度感染予防を徹底していかないと駄目だなと思いました。